憂鬱
春はあまり好きな季節ではない。気温も暖かくなり、いろいろな花が咲き始める。生命の息吹を感じるよい季節なのだが、「花粉症」を発症してからというもの自分にとっては憂鬱な季節になってしまった。
花粉症には13年前にかかった。当時は名古屋で働いていた。通勤には原付バイクを使っていたのだが、走っていて目のかゆさが気になりだした。その日(2月の終わりごろだったと思う)から、目はかゆい・鼻水が出る・くしゃみが出るなどのアレルギー症状が続いた。「花粉症」という名前が既に聞かれるようになっていたように思うが、自分が花粉症になったという認識はそのときはまだなかった。毎年同じ時期になると決まってくしゃみ・鼻水・目のかゆみといった症状がでるようになり、ああ自分も花粉症患者の仲間入りか、と思うようになった。
花粉症の対策などといっても、市販の鼻炎用カプセルを買ってきて飲む程度。根本的に治療しようなどとも思っていないし、それ以前に花粉症って治るのか?と思っている。そんなことだから13年間花粉症の症状に付き合っているし、この季節が来ると「ああまたか」と憂鬱な気分になる。花粉症ではなかった妻も、どうやら去年あたりから「お仲間入り」を果たしたらしい。ただし、何のアレルギーかは分からない。去年の秋ぐらいに、くしゃみを繰り返し、「しんどい」と言っていた。
花粉の飛散量で症状の出方も変わる。「今年は花粉の量が多い、少ない」で一喜一憂する年月がまだまだ続きそうだ。
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